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リースバックはやばい?「やめた方がいい」と噂されるデメリットと失敗事例の裏側

「リースバックってやばいの?」
「やめた方がいいってネットで見たけど、本当?」
このコラムにたどり着いたあなたは、今まさにそんな不安を抱えているのではないでしょうか。

テレビCMなどでもよく見かけるようになった「リースバック」。自宅を売却してまとまった現金を手に入れつつ、そのまま賃貸として住み続けられるという、一見すると魔法のようなシステムです。 しかし、いざネットで検索してみると「リースバック デメリット」「リースバック やばい」といった不穏なサジェストキーワードがズラリ。これでは「やっぱり怪しい仕組みなんじゃ…」と疑ってしまうのも無理はありません。

しかし、ネットの噂だけで「リースバック=危険なもの」と決めつけるのは、実はとてももったいないです。

この記事では、リースバックのデメリットやリアルな失敗事例を徹底解剖します。なぜそんな噂が立つのか、その「裏側」を知ることで、実はリースバックがいかに「理にかなった、使える仕組み」なのかが見えてくるはずです。

なぜリースバックは「やばい」「やめた方がいい」と言われる?
3つのデメリットとその実態

実は、ネット上のネガティブな声の多くは、「通常の不動産売却(仲介)と全く同じ感覚」でリースバックを利用してしまい、後からギャップを感じた人たちの後悔から生まれています。 まずは、よく言われる3つのデメリットと、その「本当のところ」を見ていきましょう。

1. 売却価格が相場より「安くなる」

「リースバックのデメリット」として真っ先に挙げられるのがこれです。

一般的に、リースバックでの買取価格は、普通に市場で売却するよりも2〜3割ほど安くなる傾向があります。金額だけ見れば「損した!」と思うかもしれません。しかし、普通の売却なら絶対にかかる「引越し費用」や「新居の初期費用」「仲介手数料」がリースバックなら一切かかりません。
なにより、「今まで通りの生活環境を変えずに済む」という圧倒的なメリットへの対価と考えれば、決して理不尽なマイナスではないのです。

2. 売った後から「家賃(リース料)」が発生する

持ち家から賃貸に変わるため、当然ながら毎月の家賃支払いが発生します。

「せっかくローンが終わったのに、また毎月払うの?」と抵抗を感じる方は多いです。しかし、持ち家ならではの「固定資産税」や「マンションの管理費・修繕積立金」の支払いはスパッとなくなります。手に入れたまとまった現金と、なくなる税金などをトータルで計算すると、実はそこまで重い負担にならないケースも多いのです。

3. 「一生住める」とは限らない

「家賃さえ払えばずっと住めるんでしょ?」と思い込んでいると痛い目を見ます。契約内容によっては、数年で退去しなければならないことがあります。

これは「定期借家契約(期間が決まっている契約)」を結んだ場合に起こります。しかし、契約時に「普通借家契約(更新ができる契約)」を選んだり、再契約可能なプランを選んだりすれば、希望する限り住み続けることは可能です。つまり、契約前の確認さえ怠らなければ完全に防げるデメリットです。

回避したい!よくあるトラブルと失敗事例

デメリットを甘く見た結果、どのようなトラブルが起きるのか。よくある失敗事例と、それを防ぐコツをご紹介します。

  • 失敗事例①:目先の現金に目がくらみ、家賃で首が回らなくなる

    • トラブル: 事業資金や借金返済のために利用。無事に現金は手に入ったが、毎月の家賃設定が高すぎたため、数年後に家賃を滞納して退去するハメに…。

    • 回避のコツ: リースバックは現金を手にした「後」の生活が本番です。契約前に、将来にわたる無理のない収支シミュレーションをしっかり行うことが鉄則です。

  • 失敗事例②:給湯器が壊れた!修理代は誰が払うの?問題

    • トラブル: 設備の故障が発生。「今は賃貸なんだから大家(業者)が直すのが普通でしょ」と思ったら、契約書に「修繕は入居者負担」と書かれていて実費で払うことに。

    • 回避のコツ: リースバックの場合、設備の修繕責任が業者側か入居者側かは契約によって異なります。「言った・言わない」にならないよう、契約書を隅々までチェックしましょう。

  • 失敗事例③:将来買い戻すつもりが、高すぎて手が出ない

    • トラブル: お金に余裕ができたら買い戻そうと思っていたが、いざ買い戻そうとしたら売却時よりかなり高い金額を提示された。

    • 回避のコツ: 業者の諸経費が乗るため、買い戻し価格は売却価格より高くなるのが普通です。買い戻しを視野に入れているなら、契約の段階で「将来の買い戻し価格」を明確に決めておくことが必須です。

リースバックって本当はどうなの?

ここまで「やばい」側面を掘り下げてきましたが、リースバックは避けるべきものなのでしょうか? 結論から言うと、仕組みの裏側を正しく理解して使えば、これほど心強いシステムはありません。 むしろ、特定の悩みを持つ人にとっては「最高のライフハック」になり得ます。

リースバックには、デメリットを補って余りある次のような強烈な魅力があります。

  1. 「ご近所にバレない」という圧倒的安心感
    家を売るとなると、普通はネットに広告が出たり、購入希望者が内覧に来たりして近所の噂になりがちです。しかしリースバックなら、業者が買い取るだけなので誰にも知られずにスムーズに現金化できます。

  2. 子供の学区も、ご近所付き合いもそのまま
    「まとまったお金は必要だけど、子供を転校させたくない」「長年住み慣れた街を離れたくない」という希望を、引越しゼロで叶えることができます。

  3. 老後の「終活」や「資産整理」に最適
    家という「分けにくい資産」を、自分が元気なうちに現金化しておくことで、将来の相続トラブルを防ぎつつ、老後の資金を潤沢にすることができます。

  4. 住宅ローンや固定資産税などの「見えない維持費・重圧」から解放される
    持ち家の場合、毎年必ずやってくる固定資産税や火災保険料、さらにマンションなら毎月の管理費や修繕積立金など、実は家賃以外のランニングコストが重くのしかかっています。
    リースバックで「賃貸」に切り替われば、こうした所有者特有の維持費はすべて支払う必要がなくなります。売却代金で住宅ローンの残債を一括返済してしまえば、家計の支出が「家賃のみ」と非常にシンプルになり、金銭的・精神的なプレッシャーから一気に解放されます。
  5. 審査なし・借金なしで、スピーディーに事業資金を調達できる
    銀行から事業資金を借りようとすると、厳しい審査や煩雑な書類手続きがあり、時間もかかります。しかしリースバックは「自分の資産(家)を売る」だけなので、融資のような厳しい審査は不要です。
    例えば、新しく飲食店を開業するための初期費用や、急を要する運転資金などを、新たな借金(負債)を作ることなく、最短数週間でスピーディーに用意できます。

 

単なる資金調達の枠を超えた、リースバックの「攻め」の活用法については、下記のコラムでさらに詳しく解説しています。

リースバックは「攻め」の資産戦略。経営者が自宅をあえて借り物にする本当の理由

 

まとめ:「リースバック=やばい」は誤解!賢く使って人生の選択肢を広げよう

ネット上で「リースバック やめた方がいい」と言われている理由は、「仕組みをよく理解しないまま契約し、後から『こんなはずじゃなかった』と勘違いから来る不満」がほとんどです。

裏を返せば、契約内容(買取価格、家賃、契約期間、修繕負担など)を事前にしっかりと把握し、自分のライフスタイルに合っているかを見極めれば、何も恐れることはありません。

「住み慣れた我が家での生活」を守りながら「まとまった資金」を手に入れられるリースバックは、決して「やばい」ものではなく、あなたの人生の選択肢を広げてくれる非常に優れた選択肢です。 ネットの噂だけで諦めてしまう前に、まずはこの仕組みがご自身の状況にどう活かせるのか、フラットな視点で検討してみてはいかがでしょうか。



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